素通りしていた場所の再発見
林道三昧ばかりだと叱られます
 夏休みの家族旅行は、少し前までは林道を走ってペンションに泊まって、また林道を走って帰って来るというパターンが常識でしたが、だんだんごまかしがきかなくなってきました。
 「遊べるところ! 晩ご飯を豪勢に! 温泉で露天風呂! おみやげ買いたい!」
 はいはい・・・そのために夏前は馬車馬の自転車操業してきましたよ(半分うそ。だから豪勢かどうかは知らないぞ)
 ごまかしがきかない中でのごまかし(おいおい)として選んだのは、栃木県の那須高原。とりあえず近くて何でもこなせる。という作戦は内緒にして、と書いたらバレバレですが、いつもとは出かけるルートを変えて、国道294主体で観光やなに立ち寄り、水遊びなのか鮎つかみどりなのか曖昧な、夏らしい体験学習をさせます。
 294号線沿いには、那珂川が寄り添っているため、あちこちに観光やながあるのが便利。それでも今回は、国道から5kmほど山中に分け入ったポイントを選び、いかにも遠出をしているように見せかけているのはやっぱり内緒。
 目立った渋滞もなく黒磯を経由して高原ゾーンに。ひとまず午後のリクエストを聞くために早めの昼食。那須といえば「ゆーたさんご推薦の黒毛和牛っ」(霙)と、安愚楽牧場のレストランでステーキとカツカレーを。黒毛和牛は多少脂っこいので、肉を煮込んであるカレーの方が食べやすいです。
 昼食ミーティングで、沼原湿原散策と周辺の林道は一刀両断却下され、ハイランドパークにご案内。自分で速度をコントロールできない乗り物は苦手なので、僕だけ途中で抜け出し、関東地方最北端で飲める珈琲を一人ですすり、一足先に宿へチェックインして、温泉と露天風呂につかるのですが、このあたりに予算の都合が現れてきたか、露天風呂は「お金かかってないなあ」の、なんだかがっかり状態。部屋出しの料理は、ボリュームは満点。ケーキバイキングと煎餅焼きなどのイベントもついていました。