3月26日早朝、仙台南部道路のインターチェンジを降りた瞬間、エンジンから破裂音。続いてシリンダーのどれかが異常発火しヘッド周りから排気爆発が始まる。
 サイレンサーを介していない排気爆発は周囲に対してはた迷惑なほど大きな騒音だが、幸いにも行きつけのガソリンスタンドが至近距離であったため、一時避難しエンジンを止める。

 火曜日である。スズキディーラーは定休日。仙台では入庫先にあてがない。止む無く主治医に連絡を取ると、積車を出してくれることとなり、自分だったらどうということのない茨城、仙台間の搬送を恐縮にもやっていただくことができた。
 右バンクの二番シリンダーで、プラグが破裂しCDIもバラバラに粉砕されていた。CDIは200000キロの頃に交換したもの。プラグは470000キロのときに交換した部分だったが、過電流がここにだけ生じたということか?
 左バンクからも今までにないオイルの吹き出しが確認された。CDIはプラグごと6気筒分すべてを交換しなければ危険が残るし、シリンダーヘッドも丸々変えなければならないだろうが、調達部品点数と時間工賃を加算していくと、すさまじい見積もりとなる。
 つまりこのような場合、先のプロペラシャフトと同じで、エンジンを丸ごと乗せ換えたほうが話が早いのである。
 ・・・H25Aユニットが、都合よく出てくればの話だが。