2024年3月8日、910000キロを刻んだ。
 少々ベースが遅い。目論みでは5000キロほど足りていない。

 未明から降っていた雨は利根川を渡るあたりで雪に転じ、都内はぼた雪。しかし2月の南岸低気圧のときほど都心に積雪は生じず、予防的通行止めも行われなかった。
 ただし復路の首都高は方々で追突、多重事故。路面が凍結していたわけではない。
 夕方前に地元に戻ると雨はだいぶ小降りになって、天狗の森の稜線付近のみ冠雪しているのが見えた。その中腹に1か所だけ、ピンクの塊が確認された。
 河津の二番桜(つくばーど®通称)だ。
 そろそろ偵察と思っていたので、この日は二番桜付近で91万キロを刻めるよう計算して往路も調整していた。

 例年と比べて寒さは変わらないと思っていたが、このところ氷点下の朝にエンジンをコールドスタートさせ動かすと、トルクコンバータが「後退」の際に滑り出した。
 車庫から敷地の外へ移動する際、後退しつつ左後ろに坂道へ出るのだが、そのときだけアクセルを踏んでも根゛―多が空転する。
 この距離まで何一つ故障の無かったところが今になって?
 主治医に訪ねたところ、彼の店で使っている新しめのアルトも同じだという。どうやらATFが冷えてしまうとそうなるらしく(昨シーズンまでそんなことはなかったぞ?)、5分以上暖気をすることでこれは解消している。