2025年8月26日、980000キロを刻んだ。
 20年前の8月27日に契約したTD61Wだったが、初めて、これが最後の夏だと表現する。


 この10000kmを走らせる間に、いろいろなことがあった。
 最大の危機は7月初旬に突如、左リアタイヤがバーストしたことだった。最近は高速道路でも速度を控えめに走っていたので、安全に料金所を出られ、そこでレッカーを待ったが、インターチェンジ直前という場所にも助けられた。
 翌週のつくばーど®in妙高高原18には、急場しのぎでスタッドレスタイヤを使った。これも、下回りのダメージが無かったことが幸いしている。しかしこの時点でタイヤを総て新しくすることになろうとは思ってもいなかった。
 おそらくBLUEらすかるΩへ引き継ぐこととなるタイヤは、ジオランダーA/T‐G015。BLUEらすかる専用サイズが、これとオープンカントリーしかない。後者はメーカー推奨限界距離が短すぎるので除外だ。G015は、オールテレーンとは信じられないほど静粛性が高く、拍子抜け。乗り心地は極めて良い。
 妙高高原へはエアコンなしで臨む覚悟を決め、ネッククーラーなど熱中症対策を行っていたが、直前でコンプレッサーが手に入り、事なきを得た。それでもエアコンガスは1か月で抜けてしまう。ここはもう補充で乗り切る。
 そして8月に入ってトリップカウンターが動かなくなった。オドメータは正常なのだがここで止まられたらもう何のために走らせてきたのかわからなくなる。
 あと4カ月弱。もう何事も起きないでくれと願うばかりだ。