決勝レースはフォーメーションラップのあとシグナルスタート。出足は混戦、全車無事に第
1コーナーを回っていきます。平均時速はトップで約85kmくらいだとか。第1ドライバー
のはるちゃんは16番手あたりで定位置となり、順調にラップを重ねていきます。
いや実際は、スタート15分もすると油温が上昇し、加速がきかなくなるため、エンジンに
負担をかけずに走らねばならないのです。空冷の辛いところですね。
しかし、ピットクルーは真剣でも、ギャラリーは無責任。サーキット名物のホットドッグを
食わねばならないとパドックを離れたり、整備中の他のマシンを見物したり・・・
そうそう、ピットといえばサインボード。サインボードというと車両のゼッケンが書いてあ
るわけですが、ここですごいのを発見。元の車輌の中古車価格表が、そのままボードとなって
掲示されています。この46番の今村さんは、1人で1時間を走りきり、7位に入賞していき
ますが、まさかゼッケンが車両の値段だとは誰も知らないよなあ。
そうこうしているうちに、はるちゃんは30分のデビュー走行を終え、第2ドライバーの片
貝さんにバトンタッチ。
「もうエンジン回らないから走っててもつまんない」
・・・ず、ずるい。 |
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