Trustworthy:信頼の置ける
 Escudo:エスクードに関する
 Technicall:技術と
 Structural:構造と
 Utility:実用を
 Join:連結し
  Instructive:導く
 eighbor:近所の人々

 SKETTOを超えた精鋭チーム。それがTETSUJINである。顔ぶれはそんなに変わっていないような気もするが、それはきっと気のせいなのだ。彼等は怒濤のように集結し、嬉々として車をいじり、颯爽と去っていく・・・
 いやいや、ささっと撤収されては立場がなくなる。せめて浜名湖産の鰻の白焼きくらい振る舞わねば(今回だけです)と、

 「手伝いに来てくれるのは6人か7人くらいかな」
 と手配しておいたら、ほんとに怒濤のごとく沢山の仲間が集まってくれる。足回り交換なんか自分でやりなさい、と言われたって仕方のないところへ、ありがたい応援

 「ちゃんと人数把握しておいてくださいよ。足りなくなったらどうするんですか」
 「そんときゃ鰻丼を鰺の開きに変えてしまえ!」
 「なんか掲示板を見ると、手配したときの倍くらいいるじゃないですか!」
 「そんなら鰺を小女子に変えてしまえ! あ、量で行くならシラスの方が良いのか?」

 などとあほな対話を裏方は展開していたのだが、食い放題というわけにはいかずとも、蒲焼きは予定通り七輪の上に登場。むしろ誤算は、一升炊いた米の方が足りなかった・・・
 
 今回の作業は、TA01RぷらすBLUEの足回り交換と、そのセッティング。今どきどこから持ち出してきた?というロードウイン・コイルとカヤバN−SRストラットを組み込む。2インチのクリアランスアップと思っていたら、なんだかそれより上がってしまった感があるが、走っているうちに馴染むだろう。
 なにしろノーマルスペックのエスクードなのに、これまで彼等の中にいるとローダウンしているようにしか見えなかったから、ようやく人並みになった。
 TETSJINの手際はいつにもまして鮮やかである。足回り交換の傍ら、コンバーチブルにはついていないアシストグリップが取り付けられ、塗装のはげたワイパーアームが塗り直され、オイル漏れのチェックと補充が行われ、作業は早めに完了。集まった他のエスクードのメンテナンスや改良、車高の上がったぷらすBLUEの試乗が繰り広げられる。
 さらに、前後サスペンションの挙動がばらばらだとダメ出しがなされ、ブラケットの追加やタイロッドの調整に及んでは、また試走。そろそろ20年選手に手が届く車のリフレッシュは、わいわいと進められた。
 集まっていただいたTETSUJINに感謝。言い出したら聞かない献立企画に奔走してくれたW板チョーにも感謝。ぷらすBLUEはことし最初のフルオープンで、天狗の森を駆け上る。